cosmoirのカシミヤ“anna pagani（アンナパガーニ）”について

一般的なカシミヤセーターと言えば、ほとんどがベーシックで一律的な形が多いのはなぜでしょう？
それはカシミヤという糸自体が得難く、高価な為、出来るだけベーシックで一律的な形にして、他のコストがかからないようにせざるを得ない為なのです。

製品コストの大部分が糸の値段ですが、それでもセーターとしては十分高価です。
最近はそれを逆手にとって、大量に同形のセーターを軽く作って安く売ることも多いようです。

cosmoir“anna pagani（アンナパガーニ）”のカシミヤ製品はそういう一律な大量生産に飽き足らず、もう少しお金を足しても、質の良いカシミヤ糸を適量に使い（重ければ良いというものでもありません）、自分だけの好みに合ったデザインやサイズのカシミヤセーターが欲しいと思っている方々の為に、全ての型に必ず何らかのさりげない工夫や、ちょっとしたデザイン、または機能性を付加しています。

機能性とは例えば、前後の身頃だけ厚くして、暖かく感じられるようにし、袖は身頃より少し薄くして上着を着やすくしたり、着心地をすっきりさせる、必要な所におしゃれなポケットを付ける、羽織り感覚で着れるよう丈を長くする･･･などです。

パッと見て良い物でも、何回か着ると何か変、ここが気に入らない、などと言った商品にならないように、デザインする際は常に気をつけています。
着込んでゆくにつれて良さがわかり、お気に入りの一枚にして頂けるような商品作りを目指しています。

その為に何人かのスタッフや直営店のお客様にサンプル試着を何度もしてもらい、意見を出し合い、細部を改良しながら製品に仕立てています。

是非一度、コスモア「anna pagani」のカシミヤ商品に袖を通してみて下さい。

カシミヤ製品のお手入れ・保管

カシミヤは非常にデリケートな製品です。そのため、お手入れや保管には十分気を使う必要があります。
ただ、コツさえつかめば、ご自宅で洗濯することもできます。
以下に手入れ法と保管法をご紹介しておりますので、ご参考になさって、
いつまでも柔らかで光沢あるカシミヤならではの風合いを保つよう心がけてください。

カシミヤ製品のお手入れについて

生地の傷みを避けるためにも、連続着用は避けましょう。
着用後はブラシなどで毛並みを整えるほか、毛羽立ちが生じた場合はハサミでこまめにカットします。
汚れた場合は以下の手順に従って、お手入れします。

水で濡らして硬くしぼった綺麗な布を用意します。

タオルを敷き、汚れた部分を下にして上からたたくようにして汚れを押し出します。

シミなどの部分汚れには、専用の洗剤を使用してください。

汚れが下のタオルに完全に移ってしまえば、お手入れ完了です。

※「自分でやるのが難しい」と思う方は、クリーニング店に出してください。

カシミヤ製品の保管について

シミや汚れが残っていると虫食いの原因になりますので、必ずご自分で汚れを落とすか、
クリーニングに出してから保管します。
クリーニングに出された場合は、保管前にビニールを外して、通気の良いところでしっかり乾燥してください。
繊維がとても柔らかいカシミヤは、虫食いが心配されます。必ず防虫剤を入れておきましょう。
直射日光を避けることはもちろん、色あせしないよう、暗いところに保管してください。